今回はセルスター製レーダー探知機VA-910Eについてレビューしてみたいと思います。
発売日2017年5月中旬
まずは前置き情報
俺氏はこのVAシリーズはARシリーズのコストダウン版として解釈しています。性能面もARシリーズから機能を削減して価格もぐんと安く購入しやすくなっているからです。おそらくARはアシュラでVAはバリューアナリシスの略ではないかと思っています。
さて、その性能やいかに!
AR-W51GAを所有しており以前レビューを書かせてもらいましたのでそちら(ARシリーズ)との違いを比較しながら徹底レビューしていきたいと思います。
それではレビューしていきましょう。
VA-910EがもつARシリーズとの違い。ARシリーズのワンボディタイプにもまだ存在していない唯一の新機能があります。(2017年6月9日現在)
ガリレオ衛星受信に対応していることです。
ユピテルのレーダー探知機ではいち早く対応した機種が発売されていましたがついにセルスターでも対応してきました。なぜARシリーズじゃなくてVAシリーズが先だったのかは謎ですが発売時期の問題だけでしょう。これからのトレンドとしてガリレオ衛星受信は必須と考えているのではと思っています。
ガリレオ衛星受信ができることのメリットは見える衛星の数が増えるので受信速度が速くなることです。精度についていろいろと謳ってありますが私はGPSとGLONASSだけで十分に精度がとれていると思いますのであまり精度については関係ないと思っています。使用する内部のチューナーによってはむしろ悪くなる場合もあるためです。
次はARシリーズより削減されている機能を紹介したいと思います。
・リモコンが付属しない
そのかわり本体側面に4つのボタンが搭載されている。←それほど不便には感じない。
・フルマップが非搭載
フルマップが削減されている。←欲しい機能であるが安いので仕方がない。
・レシーバーが2バンドしか受信できない
ARシリーズのほぼ大半は14バンド受信であるがVA-910Eは350.1無線とカーロケしか受信できない。←これだと350.1しか役に立たないので徹底コストダウンするならもはやレシーバー機能自体必要ないのでは。
・センサー類が非搭載
レーダー探知機の高スペック機は加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー、照度センサーと搭載している事が多いがこちらの機種はなにも搭載されていない。←コストダウンし過ぎ感あり。せめて加速度は欲しいところ。
・OBD2オプションに対応していない
この機能が省かれているのは正直痛い。←今後拡張の余地が全くない。
・待ち受け画面と表示項目のバリエーションが少ない
上述のセンサー系に関わる表示やOBD2の表示、フルマップもないので自ずと表示項目も少なくなる。
・ドライブレコーダーを含む外部入力機能が非搭載
廉価版なのでしょうがないが今後拡張の余地は無い。
以上が私が知りうる限りの削減されいる機能です。これを見るとかなりの機能が削減されている事がわかりますね。もっと細かく見ていくとさらに削減点が発掘されることでしょう。
まとめ
新製品ではあるがやはり価格なりの機能しかなく徹底的にコストダウンされた機種と感じる。
もちろん2017年トレンドの新型小型オービスのレーダー波受信も対応していない。何十年前のGPSレーダー探知機をリメイクしたと考えた方が早そう。いかんせん価格が勝負の機種。高速道路や一般道のオービスの位置さえわかれば十分という人にはおすすめできる。そういった面では衛星の受信能力をあげてきた意味は評価できる。
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VA-910E
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