コムテック製レーダー探知機用オプションOBD2-R3を購入してみましたので徹底レビューしてみたいと思います。発売日2017年10月。
R2の発売時期が2013年11月なので約4ぶりの新製品です。今回のレビューではR2からどう変わったのかに重点を置いてレビューしてみたいと思います。
それではレビューしていきましょう
外観的にはR2とほぼ変わりませんが約4年ぶりの発売ということで車の進化とともに車両から吸い出せるデータ量が増えています。
増えた表示項目一覧
・エンジン油温 ℃(最高・最低:別項目として表示可)
・外気温度 ℃
・燃料圧力 kPa(平均・最大:別項目として表示可)
・エンジン負荷 %(平均・最大:別項目として表示可)
・4WD比率 %
ハイブリッド情報系
・HV電池電流 A
・HV電池電圧 V
・HV昇圧前電圧 V
・HV昇圧後電圧 V
・HVエアコン消費電力 W
・HVジェネレーター発電量 kW
4WD仕様車↓
・リアモーター回転数 rpm(平均・最高:別項目として表示可)
・リアモータートルク N・m(最高:別項目として表示可)
・リアモーターパワー PS(最高:別項目として表示可)
実際に私のハイブリッド車でテストしてみました。
今のところ(2017年12月現在)R3の項目表示対応している機種はZERO704V・ZERO304Vの2機種の様です。
俺氏所有のハイブリッド車で表示させてみました。
ZERO704Vに接続
R3を挿してZERO704Vを起動しますとメイン画面の選択項目でR2では選択できなかった画面が開放されます。新たに3画面追加されます。
左R2接続時 右R3接続時
右下の画面を選択してみます。
ブレーキ、ドア開閉状態、ヘッドライト、ウィンカー左右の点灯状況の情報が吸い出せました。ドアの開閉情報は運転席のドアのみ反応します。ウィンカーは左右判定出来ますがハザードは認識出来ないようです。ブレーキを踏むとさり気なく足の部分も光るので芸が細かいですね(笑)レスポンスも良くいい感じです。
次に左下の画面を選択してみました。
ハイブリッド系の細かい情報が吸い出せているようですね。エンジン回転数、フロントモーター回転数、HV電池容量、HVジェネレーター発電量、HV電池電圧、HV電池電流、HVエアコン消費電力の計7項目が同時に見ることが出来ます。なかなかいい感じの表示画面なのですが、3.2インチ液晶なので文字がちっさくて見えね…。凝視しないとまともに見えないのが正直難点。運転中は厳しいですね。最低4インチは欲しい。
次にZERO304Vに接続してみました。
ZERO704同様HVのパラメータ表示ができました。ただね、相変わらず表示がちっさくて見えづらい(笑)
R2からの進化点は主にハイブリッドの項目が強化された感じです。イメージとしてはユピテルがハイブリッド専用モデルOBD2オプションとGWR93HVTをリリースしていましたが、それに追従している感じですね。ただコムテックの場合はユピテルの様に専用モデルのレーダー探知機やOBD2オプションを買う必要もなく接続すれば画面が解放される方式の様なのでユピテルより汎用性に優れていると思います。
コムテックホームページには詳しく書かれてない様ですがR3はR2対応機に対して下位互換性があるみたいで俺氏の所有する過去機種に接続してみましたが問題なく動作しました。ちなみにR1対応機までさかのぼって使用してみましたが普通に使用できました。価格的にR2の方が安くなっていますので悩ましいですが、あらたに購入を考えている人はR3を買っておけば旧機種も使えるし今後の機種でも使用できるので間違いないでしょう。単純にOBD2-R3はOBD2-R2のバージョンアップ品と考えて問題なさそうです。
2018.5.26追記
ZERO805Vを使って動画を撮ってみました参考にどうぞ↓
最新の価格チェックはこちらからどうぞ↓
OBD2-R3
OBD2-R2
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あなたの参考になればラッキーと思いたい
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