2017年最新ドライブレコーダーの選び方

ドライブレコーダーの市場は近年活気づいていますね。

最近では煽り運転映像がきっかけで逮捕に至ったなどテレビメディアでの食いつきもすごく連日のように報道されています。中央分離帯を突破して宙に舞った車がバスに正面衝突したなんて事もありました。そのきっかけもあってか現在日本のドライブレコーダー市場はうなぎのぼりで急上昇しているそうです。

数年前に韓国・台湾に渡航した際ドライブレコーダーの普及率の高さに驚いた経験がありましたが、日本でもそれくらい注目度が上がってきたという事でしょう。

日本のモラル低下も去ることながらしっかりと自己防衛していきたいところですね。


それではドライブレコーダー選定の紹介に入りたいと思います。

現在ドライブレコーダーは売れてるが故、車載器メーカーを筆頭に部品メーカー、パソコンメーカー、パソコン周辺機器メーカーやどこぞの不明な海外製だったりと数限りなく存在しています。

その種類や機種は多岐にわたりどれを選んでよいかわからない人が多くいるのではと思っています。私もそのうちのひとりでした。でも現在はある程度の数と使用経験を重ね何が良くて悪かったのかという判断がつくようになってきています。

その経験を活かして選ぶ時の基準を紹介してみたいと思います。

購入の検討をされてる方の参考になりましたら幸いです。


激安品を選ばない

2017年とは言わず、いつの年代でも多くの商品に言えることですがドライブレコーダーも例外ではありません。

やすっ!、と思って飛びついて買うと割りと痛い目に遭うことが多いです(泣)
この手の物は海外製の輸入物が多かったりしますが、これの何がいけなかったのかと言うと。私の経験「した例で言うと「ハード的ノイズが半端ない。再生した映像がカクついている。LED信号のフラッシングが凄い。夜間撮影した動画がほぼ残像」などを経験しました。
ハード的ノイズはひどいものは付けた瞬間からラジオがザーザー、ナビのテレビ感度が激落ちレーダー探知機が誤警報しっぱなしなどがありました。正直これはいくら安くても我慢して使えるレベルではないと思いましたね・・・。軽バンにつける予定でしたが結局捨てたという物も中にはありました・・・笑

過去4機種ほど試した経験がありますがどれもだいたい一緒でしたね。
稀に当たりに遭遇することもあるかもれませんが、やめておいたほうが賢明でしょう。

もしかしたら内部バッテリーが爆発なんて事もあり得るかもしれませんからね・・・。

 

日本製(設計)を選ぶ

私は日本設計か海外設計かというところに着目しています。
日本で設計されたものはやはり日本の事情を考えて作られています。
例えば、先に例を挙げたハード的にテレビ・ラジオへのノイズ対策、日本のLED信号機のフラッシング対策。などが特徴的に対策されています。海外の物(並行輸入品など)は映像クオリティーはとても良い物はあるのですがこのあたりの対策をされているのかというとそうではありません。日本製の物でも廉価モデルや数年前の型落ちモデルでは機能が搭載されていない場合があるのでしっかりチェックしてから選ぶと良いでしょう。

 

画素数は200万画素以上

2017年発売モデルでは200万画素以上がスタンダードスペックになってきているので選定にそれほど苦労することはなくなったかもしれません。画素数の選定条件は最低ライン200万画素であろうというのが私の経験上の話です。数年前までは100万画素くらいが多く販売されていて私も使っていましたが、100万画素と200万画素には歴然とした差があります。ナンバープレートや看板の文字の見え方にかなり差が出てきます。当然ですが200万画素の方がハッキリと見えます。初めて200万画素モデルを使った時は綺麗な映像に驚きました。それでは高画素であればあるほどいいのか?というと、実はそうでもなく200万画素以上あればフルHD録画対応モデルはいくら高画素数であっても動画画質に大差はありません。イメージセンサーの性能だったり画像処理技術の差が大きいと思います。

 

夜間撮影に強いかどうか

HDR/WDRなどの夜間撮影に適した機能が搭載されているかという点です。中級グレード以上の機種は標準搭載されていることが多い機能です。この機能が搭載されているいないで夜間画質にかなり差が出てきます。非搭載モデルだと夜間映像が極端に悪く、対向車のヘッドライトや街灯、前方車のナンバー灯などで白飛びが起きてしまい周囲の状況が把握し辛い映像になってしまったり、暗い道だと暗いままで道なのかなんなのか状況がよくわからない事もありました。日中でもトンネルの入口や出口付近の映像も明暗の差によりハッキリ映っていなかったり西日のなどの逆光下でも同じような事がおきます。これが搭載機になると夜間でも綺麗に映っており肉眼で見ている風景により近くなります。これなら夜間万が一の事があっても後で検証するに十分な画質が得られていると感じる事ができます。

 

広画角であるかどうか

広画角であるメリットは左右の状況まで映像として記録できるという点です。私の基準では水平画角が120°は欲しいと思っています。これでだいたいフロントガラス目一杯ピラーからピラーまで映せる形になります。(車種や取り付け位置にもよりますが)最近(2017年)のモデルは広角レンズの使用が増えてきており、左右の歪みもソフトで修正され、より自然な形で見えるようになってきました。

 

まとめ

以上が私がドライブレコーダーを選ぶときのおおよその基準にしている項目でした。

一昔前の様な映ればいいかと言う様な代物ではなく最近の物は技術の進歩とともにかなり綺麗に録画できる時代になってきました。価格もピンきりですが、どうせ買うなら少しでも良いものを選ばれる方が得策かと思います。(最近は良い物もそこまで高くなくなってきている)実際の撮影動画もメーカーホームページやyoutubeでも見ることができますのでそれを見てから購入の参考にされてみてはいかがでしょうか。

ついでなのでここからは少し玄人向け機能の紹介をしてみたいと思います。↓


追加機能の存在

駐車監視(記録)機能

最近では駐車監視(記録)という機能を搭載したモデルが出ています。
ドライブレコーダーを防犯カメラとして使おうということです。
車を使っていない間、駐車場に車を置いていると思いますが、その間にイタヅラや当て逃げ、盗難などされてしまう事を想定して証拠映像を記録して置きたい場合に役立ちます。(ただ、ドライブレコーダーごと盗まれたりしたらダメですが…。事前威嚇にはなると思います。)

これには最初から搭載されているモデルと、あとからオプションで機能が拡張されるものと2種類ありますがほとんどはオプションの物です。オプションの場合ですとバッテリー直付のラインを引くなど結構めんどうな配線が必要というデメリットもありますが、本当にイタヅラに困ってたりする人には役立つ機能と思いますので駐車監視オプション機能搭載モデルを考慮に入れておくと良いと思います。

レーダー探知機相互通信機能

この機能を搭載したドライブレコーダーはレーダー探知機を作っているメーカーのうちコムテックとセルスターの2社しかありません。ドライブレコーダーとレーダー探知機を連携動作させることができるという機能。連携させることによって何がいいのかという事は別の記事で紹介しています。レーダー探知機と同時購入を考えている人は検討の余地があるでしょう。

チップやイメージセンサーはどこのメーカーを使っているか

これは内部を見ないとわからない事かもしれませんが、自信のあるところを使っているとメーカーが記載されている事があります。例えば「イメージセンサーはSONY製を使っています。メインチップはAmbarella社の物を使用しています。」など。Ambarella社のチップはあの有名になったアクションカムGoProに搭載されています。やはり映像処理能力にはかなり特化してます。

 

以上が少し玄人向けの機能紹介でした。
私のように使用に小慣れてくると追加機能が欲しくなってきちゃったりします。(笑)

購入時の選定に役立てていただけたらと思います。


そして私の購入したドライブレコーダーは・・・。

コムテック HDR-351H です。

なぜこれにしたのかと言いますと上述の様な機能で選定した事と私の場合はレーダー探知機と連携して使ってみたかったという事があります。たまたまこれが良かっただけだなのでレーダー探知機連携とかを全然考えなければ他メーカーでもたくさんいいものはあります。

HDR-352GHではなくあえてのHDR-351Hを購入した訳ですが、私の場合はこれは少し玄人向けの使い方をしているからです。

一般的にはHDR-352GHをおすすめします。

違いをこちらでの紹介していますので興味のある方はこちらからチェック↓

コムテック ドライブレコーダー HDR-352GH HDR351H 違い 徹底比較
コムテック製ドライブレコーダーHDR-352GHとHDR351Hの違いについて書いてみようと思います。 購入を検討されている方の参考になれば幸いです。 HDR-352GHとHDR-351H 一見、品番の数字が低いHDR-351Hの方が劣って...

厳選 俺氏おすすめドライブレコーダー

コムテック HDR-352GH

メーカーホームページ
http://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/hdr352gh.html

価格チェック

KENWOOD DRV-610

メーカーホームページ
http://www.kenwood.com/jp/products/drive_recorder/drv_610/

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ユピテル DRY-ST6000d

メーカーホームページ
https://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/dry-st6000d/

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セルスター CSD-670FH

メーカーホームページ
http://www.cellstar.co.jp/products/recorder/csd/csd-670fh.html

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Amazonでは価格に変動がありますので一番安い時を狙って買われるとお得です。☑


2017.9.4追記
ユピテルのドライブレコーダーDRY-FH200の発火事故によるリコールが発生しました。その件の考察をしてみましたのでこちらもご参考にどうぞ↓

ユピテルのドライブレコーダー発火事故を考察してみるDRY-FH200
ユピテルのドライブレコーダーでリチウムイオン電池に起因する火災事故が発生しました。←していましたと書くのが正解か?機種はDRY-FH200。 現在までに4件の火災が確認100件以上の苦情・相談があったそうです。2017年9月4日に経済産業省...

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あなたの参考になればラッキーと思いたい

コメント

  1. わんわんお より:

    最近更新が少なくて寂しいです!

    • 俺氏 より:

      わんわんおさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      当サイトにも定期読者様が増えたことに驚きつつも俺の生活史が誰かの役に立っていたと思うと嬉しく思います。
      更新は俺氏の気の向くままにしておりますのでたま~に顔出して頂けると幸いです。笑
      これからも気になった事を記事にしてみようと思います。

  2. 武田哲 より:

    ハワイ在住友人から依頼されているのですが、コムテックのドライブレコーダーを商品の信頼性などからハワイで使用したいそうです。
    問題点ありますか?

    • 俺氏 より:

      武田さん

      コメントありがとうございます。
      私はその道の専門家ではありませんので明確な回答はできませんが、私の考えられる範囲で申し上げたいと思います。まずコムテックの説明書には「本製品は日本国内でのみ使用できます。海外では使用できません。」とあります。これは何を意味しているかと言いますと、その国(この場合アメリカハワイ州)の法に触れる可能性があるという事が考えられます。例えば、日本国内の電波法はクリアしていても海外の電波法には抵触してしまう場合など。ドラレコでもwi-fi搭載モデルだったりと電波を発信する物があります。その場合、気を付けなければならないと思います。(コムテックには電波発信するモデルはなかったはずですが)その他、販売をするなどした場合(ないとは思いますが)は商標登録の関係で海外ではアウトになります。あとは、商品自体が輸出入をしてはいけない物である場合などが考えられます。そのような事により「日本国内でのみ使用できます」と記載があるのだと思います。とは言え個人で持っていって普通に使用する分には全く問題ないかもしれません。普通に旅行でもデジカメやらノートPCやら持って行って使用しますよね。逆に韓国やら中国で買ってきた安物ドラレコも使用したりしますよね(笑)しかしながら上述の法などは懸念されますので十分にお気を下さい。その他商品自体がその国の車に合う仕様に作られているとは限らない事も考えられますね(一般的グローバルな車なら大丈夫とは思いますが)
      以上が私の考えられる範囲の懸念事項でした。使用の際はくれぐれも自己責任でよろしくお願いします。参考になりましたら幸いです。

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