11月24日(金)~26日(日)の3日間、鳥取砂丘で行われたポケモンGOのイベントに参加してきましたのでその時の事を書いてみようと思います。備忘録。
ちなみに俺氏はポケモンガチ勢ではないのでガチ勢の方はお手柔らかに…。
鳥取と言えば「鳥取砂丘」くらいしか印象はありませんが(笑)人口最小県だったりとか名探偵コナンや鬼太郎の印象があります。結構南に位置してるのに冬は猛烈に雪が降る印象とかもありますね。知事がユニークな方でメディア露出も積極的でなかなかいじりがいのある素敵な秘境だと思っています。←フォロー(笑) 交通アクセスは関東からだと羽田から飛行機で1時間、関西からは車で2時間半くらいです。そう考えると意外に近く思えます。
俺氏は金曜の朝7時30分頃に車で鳥取砂丘へ着きました。その時からすでに渋滞が始まっており砂丘前の駐車場は朝6時前から満車だったのだそう…。問答無用でオアシス広場臨時駐車場へ回されひとまず車を停めることに成功しました。Twitter情報では満車煽りが凄いイメージがありましたが全然そんな事はなかったです。(この時間帯では)もちろん次々埋まっていく感じではありました。他の交通機関では関西方面からの電車スーパーはくとが自由席立ち乗車でパンパンでしんどいとか書かれてましたし、イオンや駅前のシャトルバスはすでにディズニーのアトラクションバリに並んでいるなどの情報もありましたね…。これは末恐ろしやと思いながら臨時駐車場から700m先にある砂丘へと向かっていきました。
↓こちらが朝10時頃の様子です。みなさん平日ですよね!?
アンノーンが出現する度に大移動する御一行様。
この光景を冷静に眺めていると不思議な感覚が湧いてくる。なんと表現していいのか…。みな楽しそうに黙々と画面を見つめているだけなのだが。砂漠(砂丘)なので砂以外何も無いはずの空間なのに各々の頭の中ではそれぞれの夢の世界が広がっているというか。宗教的要素を感じてしまった(笑)イスラム教で言うところのメッカが鳥取砂丘でレアポケモンが移動式カーバ神殿の様な。数百年前の人間ならば、「あの砂の丘の先に何がるのか…。一体誰と交信しているのか…。彼らはきっと宇宙人に違いない。」と思うであろう。ふと冷静に考えてみたら凄い世界観が広がったw
そして驚いたのは圧倒的年齢層の高さ。明らかに40、50代のおっちゃん・おばちゃんが大多数を占めている。あ、あれ!?大学生達は!?若者がほとんどいない…。(白目)。今の若者達はポケモンなんて「フッw」と思っているに違いない。駐車場の車を見渡すと高級車があちこち見える。こんな高級車に若者が乗っているとは到底思えないし、車から降りてくる人々はみな落ち着いている。今となってはポケモンは時間と金を持て余す金持ち年配層たちの道楽と化しているのか。それとも健康管理ついでにやり始めたらめっぽうハマってしまったのか。なかなか興味深い一面が見られました。ある意味これは経済効果ハンパない説が浮上するのも否めない。実際、鳥取のホテルのインフレレベルがえげつない事になっていて普段一泊7000円台シングルの部屋がキャセルが出たと思った瞬間4万2000円で即売れるという現象が発生していた。ツインだど9000円台が6万円台でも即売れ。どうした、ここは中東ドバイか!?
とにかくこのイベントは異次元感が凄いのは間違いない。
そう悟った砂丘初日でした。
さて、ポケモンの話に戻ります。
24日 金曜日
鳥取砂丘で出現した激レアと言われるポケモンは主にアンノーンとバリアード。そのほかツボツボ・ミルタンク・ラッキー・カブト・オムナイトなども頻出。俺氏も午前中のうちに捕獲できました。
バリヤード、結構動きがユーモア。
アンノーンは当初から噂が流れていましたがSAKYUの5文字が出現。
25日 土曜日
この日は昨日の想定を超える砂丘パンク状態を懸念してか鳥取市全域にレアポケモンが放たれる。鳥取市全域が47都道府県各地のナンバープレートをつけた車が走りまくり生活道路が大パニック状態…。鳥取ナンバーを見かけたと思うとそれはレンタカーだったというウソのような本当の話。市内中心部から砂丘までの生活道路は徒歩勢でごった返す。移動式カーバ神殿が至る所に降臨し始めたのである。この日はアンノーン、バリヤードしかりラプラスが異常大発生。
26日 日曜日
この日も鳥取市内全域でレアポケモンが爆投され続ける状態が続く。この日異常大発生したポケモンはオーストラリア限定であったガルーラ。300m歩くごとに捕まえられるんじゃないかと思うレベル。この頃になるとみなレアのレアを求め始め個体値100の出現現場は戦場と化す。レンタルチャリ勢は爆走し、車勢は車を乗り捨て現場に急行。地元のおじいちゃんは顎が外れんばかりの驚きで家の前で呆然と立ち尽くす光景がなんとも言えない異様さを放っていた。この日も関東・関西ナンバーの車をかなりの頻度で見かけ中には高級車のGTR・マセラティ・ポルシェ・レクサスなどもバンバン走り回っていた。あれ、ここ鳥取だよね!?と謎の錯覚を起こす(笑)そしてこのイベントは閉幕を迎えたのである。
結局この3日間でポケモン目当てで鳥取砂丘を訪れた人は延べ89000人当初見込みの3倍だったそうで経済効果は18億円という。インフラ的に閉鎖的な鳥取市の人口が一時的に約150%になったと考えるとなかなか凄い状況である。鳥取市は大金星であろう。これを企画した知事はとても柔軟な発想の持ち主なのだろうと感じました。ポケモンなんてもはやオワコンだろうと思っていたオレの考えがとてつもなく覆された3日間でした。圧巻!!
まとめ
現代技術を駆使すれば都会化する砂漠を現実のものとできる事は証明されたのである。
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あなたの参考になればラッキーとおもいたい
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