今回はHDDからSSDへクローン作製についての内容を書いてみたいと思います。
前回の失敗( HDDクラッシュからの復旧を試みる )から反省し、機械で一発クローンはちょっと二度とやらないでおこうと誓った訳ですが(笑)
といういうことで、元は生かした状態でソフトクローンを試みる事にしました。昔も普通にそのような事をしていたのですが、どうやらド定番で一番使い勝手の良かった「EaseUS Todo Backup」が2021年5月に有料化されているらしく、
世間的には今更かもしれませんが
えっっ!? ってなり
これまで「EaseUS Todo Backup」にはお世話になっていたので、有料化になったからと言って私には文句の言いようは微塵もない訳でありますが、月額1780円を払わないといけない事になっておりまして、いやっ、月額!?そんな使わん、下手したらスマホ代、みたいな事が頭上を回転し始めたので、
なんとかフリーソフトでやりたいと代用ソフトを探しクローン化に勤しむ事にしました。
いろいろ調べていく中で「Macrium Reflect8 free」が良さそうだったのでそれを使ってクローン化をしてみました。
まずはインストール手順です。
URLへアクセス → https://www.macrium.com/reflectfree
Reflect 8 Free の Download Freee をクリック
I need a personal free license を選択して Continue をクリック
ReflectDLHF.exeがダウンロードされるのでダウンロード後実行する
実行後下記のようになるのでダウンロードをクリック
次へをクリック
次へをクリック
同意を選択して次へをクリック
個人使用を選択し、チェックを入れ 次へをクリック
登録のチェックを外す。登録はしなくてよい。
「vBootをインストールします」のチェックは不要(外す)
次へをクリック
インストールをクリック
しばらくするとインストールが完了する
以上
次に新品SSDフォーマット手順です。
俺氏は事前にculutialのMX500シリーズ500GBを購入しております。
問題もなく前から使っているのでなんとなくお気に入りです。単にマイクロンが好きなだけかもしれません(笑)
ちなみに500GBを選択している理由はクローン元のHDDが500GBだからです。クローン先には基本的には同容量かそれ以上の容量が必要だったりするのでディスク選びには注意が必要です。
USB接続できる機器か何かに新品SSDを接続し
コントロールパネルから「管理ツール」をクリック
コンピューターの管理をクリック
記憶域をクリック
ディスクの管理をクリック
対象のSSDに対してフォーマットを行う(新規ボリュームを与える)
パーティションスタイルの選択を求められると思うのでクローン元と同じ形式にしておく
簡単に説明をすると
MBR → 古いPC → レガシーブート → 2TBまで
GPT → 最近のPC → UEFIブート →2TB以上認識可
BIOSによって決まっています(あるいは決められる)
win+Rでmsinfo32と打つと自分のPCのBIOSモードがレガシーかUEFIブートかを確認できます。
あとは新しいシンプルボリュームウィザードの開始から次へ→次へ→次へ→次へと進んでいくとフォーマットが完了するはずです。ここまでくればPCのところから確認をするとドライブとして認識されていると思います。
以上
それではクローン手順です。
クローンの元となるディスクを選択している状態で「このディスククローンを作成」をクリック
クローンを作成するディスクの選択をクリック
クローン先のSSDを選択すると左の画面の様になる
右画面の様にクローン元(上)のHDDのパーティションをドラッグ&ドロップでクローン先(下)のSSDのところまで引っ張ってくる。パーティションは左から順番に必ず同じ様になるようにしましょう。
この状態までできたら次へをクリックします。
スケジュールを設定するかどうかを選択できる画面になりますが、今すぐクローンを作る場合は次へをクリック
終了をクリック
OKをクリック
ターゲットボリュームのデータが・・・・と出ているところにチェックを入れる
継続をするをクリック
あとは自動で進んでいきます。
データの少ない早いものであれば数十分で終了すると思います。
以上
これでクローンSSDが完成したのでこれまで使用していたHDDと換装してあげます。
いざ、起動!!
おっ!? でたでたでた まぁそんなに甘くないよね(笑)
お使いのPCまたはデバイスは修復する必要があります
要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません。
エラーコード:0xc000000e
おそらくBIOSはSSDを見ることはできているけど中のwindowsのオペレーティングシステムのブートロケーションが見つけられない状態となっているのでしょう。知らんけど(笑)
この手のエラーはSSDに換装した時に多く見られ、困って修復を試みる内容のサイトをよく見かけます。
実際に俺氏も例外ではなく同様に困っているので、早速修復をしてみたいと思います。
0xc000000eエラー回復手順
まず、USBメモリなどにwindow10イントールメディアを準備しておきます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
画像での説明はしませんが、メディアの作り方を一通り記載しておきます。
ちなみにイントールガイドにも書かれていますけどUSBのメモリは8GB以上必要です。
上のURLから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしダウンロードされた「MediaCreationTool22H2.exe」を起動します。
このアプリがデバイスに変更を加えることをきょかしますか?
「はい」
適用される通知とライセンス条項
「同意する」
実行する操作を選んでください
「別のPCのインストールメディアを・・・・・」にチェック
言語、アーキテクチャ、エディションの選択
日本語 windows10 両方 このPCにおすすめの・・・ チェックを外す
使用するメディアを選んでください
「USBフラッシュドライブ」にチェック
USBフラッシュドライブを選択してください
選択をして「次へ」で進む
あとは数分待てば作成が完了する
ここからが本番です。
作ったUSBをPCに挿してPCを起動し、BIOSセットアップメニューを開きます。「起動時にF2かF12を連打」
Boot Sequence をUSB Storage Deviceを最上位にしておく
Exitを押して出るとwindowsがUSBメディアから立ち上がってくるはずなので(以下の画面)
言語がどうのこうのと書いてありますが、特に気にせず「次へ」
コンピューターの修復をする(R)をクリック
トラブルシューティングを選択
コマンドプロンプトを選択
ここからがややこしいですが、一連の流れを書いておきます。
bootrec/Rebuildbcd と打つ
Y と打つ
bootrec/fixboot と打つ
ここで「操作は正常に終了しました。」と出れば終わり
私の場合は「アクセスが拒否されました。」となったので
chkdsk c:/r と打つ
bootrec/fixboot と打つ
これで「操作は正常に終了しました。」となりました。
以上
再びPCを立ち上げもう一度BIOSのセットアップメニューからBoot Sequenceを換装したSSDを最上位に持ってきておきます。Exitをクリックして出ればちゃんとSSDからwindowsが起動てきているはずです。
ここまでくればもう一安心です。
その後、PCによってはUSBの一部が効かなくなったとかいろいろ謎現象が現れる場合があるとおもいますので、各メーカーサイトからBIOSのアップデートやチップセット、コントローラーのアップデートがないか調べ、あればやっておきます。あとはベーシックにwindowsアップデートを最新のものにしておきます。だいたいこれでほぼ完璧になるでしょう。素敵な爆速PCライフが待っています。
ここまで長々と書いてきましたが、この内容を見返せばHDD→SSDの換装も慌てず行うことができるでしょう。
以上備忘録でした。
あなたの参考になればラッキーと思いたい
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