今回はスズメバチを自力で撃退した時の話を書いてみたいと思います。
近年スズメバチの被害をニュースでよく聞きますが
正直、他人事かと思っていたら、
完全にそんな事なかったですわ…。
俺氏の実家での話なのですが、
実家にはたまに遊びに行く程度ですが、居住している妹が
「最近デカいハチがたくさん飛び回ってるんだよね~」とか言い出しまして…。
おいおいおい デカいハチって…。
察しの通りスズメバチです。詳細な種類はわかりませんが、とにかくスズメバチです。
追跡調査してみると自分ちの垣根の中を出入りしてるじゃないですか…。
よ~く観察してみると直径15cmほどの丸い玉が
完全に巣だわな!!!
しかもそこから数メートル離れた場所にもう一個
まさか自分ちの敷地内にスズメバチの巣が2個もあるなんて到底考えもしなかったですよ。
家は山間部ではなく、近くに商業施設などもある市街地。スズメバチの被害が近年増加の…市街地での…どうのこうの…。←まんまうちの話になりかけてました。正直驚いた次第です。ホント怖い話です。
スズメバチの特徴
スズメバチは、巣を作り始めてから活動を終えるまでを春から秋にかけての間に完了する。そのうち最も活動的(攻撃的)な時期は7~10月。ひとつの巣が1年を超えて活動することはない。また、越冬することが出来るのは基本的にその年、巣で生まれた新女王蜂のみ。旧女王蜂・働き蜂・雄蜂は冬を越えることが出来ず、寒さや寿命で死んでいきます。
ところで、駆除の話に戻りますが。害虫駆除のプロに問い合わせてみたところ、その程度の大きさなら市販品で駆除できますよとの事。
ほほ~。ということで
自分で駆除することにしてみました。
トラップを仕掛けてみる
近くのホムセンで買って来ました。
シマダ スズメバチバスター 1480円
フマキラー ハチ激取れ2セット 1008円
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容器に入ってきたハチが出れなくなって溺れ死ぬシステム。自作もできるらしいですが、めんどくさかったので購入。初めて購入しましたがまぁまぁな値段するもんなのですね。
とりあえず作成。容器に液(誘引剤)入れて水を入れるだけです。
フマキラーはいちごオレの匂いがします(笑)めちゃんこ甘い香りです。シマダの方はカブトムシのゼリーの匂いがしました。樹液に模しているのでしょうが、近くによると ぷ~ん ときますね。これで3トラップできました。
あとは、トラップをハチが周回する場所を狙って仕掛けておきます。
3週間後
以下少々グロ注意です。
本当は効果てきめんと言いたかったところですが、3週間かけて5匹しかとれていない。設置場所が悪かったのか、正直な結果なのか、巣の真下に配備した物が一番取れてました。白くボコボコした塊は蟻の大群が得体の知れない塊となった物です。一体これはなんなのでしょうか。甘さに誘引された蟻たちが木を伝って大量に捕獲されていました。すぐ後ろにシマダのスズメバチバスターがありますが、実験のため途中から移動させてきた物です。フマキラーVSシマダだとハチ的にはフマキラーが好みだったのでしょうか。いちごオレの勝ちです。コスパ的にもフマキラーに軍配。
これでは効率が悪すぎるので、スプレーで一網打尽にする事を検討しました。
スプレー噴射
買ってきました。近くのホムセンで調達です。
フマキラー カダンスズメバチバズーカージェット 1580円
アース製薬 マグナムジェットプロ 1680円
写真には撮ってなかったですが、マグナムジェットも後に追加しました。巣は2個あったことを買ってから思い出しただけです(笑)マグナムジェットは持ち手がガン型になっていて、いかにも感がありますが、とても使いやすかったです。
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実践
重要事項
※ハチが飛び散るととにかく危険なので防護服などの対策をした方が良いと思います。以下内容は実践の際は自己責任でよろしくお願いします。← 一応テンプレ書き
ハチは夜になると目が見えなくなるらしく巣に帰って活動を休止するそうで、撃退をする際は夜が良いそうです。と言っても人間も目が見えないので、薄暗い夕方に襲撃することにしました。
ここは住宅地なので、近隣住民に被害があっては大変ですので、近隣住民に説明と襲撃時刻をお伝えしてから実践を行う事にしました。←一応このへんの良識はあります(笑)
防具という防具はなかったですが、とりあえず厚手の冬用ジャンパーといかんせん頭部が怖かったのでオフロード用フルフェイスヘルメットを装備。
倉庫に眠らせていた中華製パチもんヘルメットです(笑)ハチは黒いものに襲いかかってくる習性があるので本当は白系で武装した方が良いのですが…。
いざ 噴射!!!
赤丸の中に巣があります。いや~、素晴らしく滑稽な絵面ですね。あらためて客観的に見てみると「なぜ手袋してない?、背中出てるし」ってなりますよね(笑)
連続噴射時間は約45秒と長く、勢いも凄いです。スペック上の最大飛距離は12mですが2~3mの近距離でぶちかますのが良いと思います。巣穴から飛び出たハチはだいたいはすぐに落ちますが中には飛び去っていく屈強なやつもいて、彼らは少し飛行後よろけて落下していきます。一番怖いのが無害だった戻りバチたちで上空で様子を見計らって特攻してきますので照準位置を変えてすかさず撃ち落とします。戻りバチ対策の為に完全に使い切る前に少し残しておいたほうが懸命ですね。数分すると無害だったハチたちが巣に帰ってきますので。
勝利
木の下に落下してきたハチを回収すると10匹程度でしたが、木に絡まっている個体や飛び散った個体を合計するとおそらくその倍はいたと思います。この画像を見てどの種類のスズメバチかわかる方がおられましたら教えて頂ければ幸いです。
巣です。この玉が垣根の中にあったわけです。巣の直径は12cm程度の小さい物でした。しかしこんな物が2つも存在していたことに驚いています。考えてみたら恐ろしい事ですね。もう一つの巣は後に駆除しましたがそちらも同等の大きさで、同じ種類でした。半径5mの範囲ですが、同じ種類のスズメバチが別チームで同タイミングで巣を作っていたということなのでしょうか?それとも同じチームが2つ作っていた?妹いわく同じハチが巣を行き来していたと言っていましたが、そんな事はあるのでしょうか?嬢王蜂はそれぞれの巣に一匹づついるものと勝手に思っていましたが、まさか2玉で一匹の女王?いろいろと謎は深まります。
ついでなので巣をかち割ってやりましたが、なかなかのグロテスクさです。あの白いまゆ状のシールドハッチを開けると中にデカい幼虫がいる事を想像するとゾワゾワします。
こんなものはさっさと土に埋めてやりましたよ!!
ふぅ
これで一件落着ですわぁ。
ほんと危険なんでみなさんも気をつけて欲しいと思うばかりです。
こんなくだらん内容に最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
これで「スズメバチの巣」これくらいの大きさなら自分で駆除できることが証明されました。
あなたの参考になればラッキーと思いたい
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