11月も下旬になりそろそろ寒くなってきました。
電気代の高騰によりこの冬はエアコンを控えようという家族会議のもと久々にだるまストーブを出してきました。
それと同時に灯油の準備もしますが、物置の方から妻より「ねぇ～、ポンプが動かないんだけど～」と不機嫌そうな声が聞こえてきたので行ってみると、確かにうんともすんとも動きません。
我が家で使っている灯油ポンプは三宅化学のTP-MSR20Cというモデルで、カインズで確か1800円程度で買ってきたものです。本家の品番はTP-MSR20でCが無いのでこれはおそらくカインズ専売モデルという事でしょう。単三電池4本で動き、薄型で直付けでき自動停止機能がついているのでそれなりに便利が良いです。動かなくなってからレビューを見始めましたが、どうやら世間的には評判が良いとは言えないようで、「ワンシーズンで動かなくなりました。」「すぐに灯油が漏れました。」「自動停止が効きません」「耐久性なし」的なレビューが散見されました。当たり外れがあるのか保管状態が良くないのかはわかりませんが、まぁそんなもんだろうと思っています。
しかし、実際に動かなくなると困ってしまうもんで、年に数回しか使わない人がほとんどでしょうからこれで壊れたら割に合わんという気持ちもよくわかります。
そんなこんなで例外なくうちのも壊れたという事でしょう。妻の不機嫌そうな声が物語っています 笑
ということで修理してみたいと思います。
バラして基板に問題がないか見てみます。配線のちぎれもなく制御基板に問題があるようには見えないのでおそらくモーターに不具合があるのだろうと疑います。4本の電池のうち2本直列どうしが並列接続されて4本ということがわかりました。モーターを動かす為に必要な電圧は3Vです。特に昇圧もしてなさそうです。
最初は充電池を使っていたので電圧が低いからと疑いアルカリ乾電池に変えてみましたがうんともすんとも動きません。充電池は1.2Vですが乾電池は1.5Vです。安定化電源で直接3Vを入れても状況は一緒でした。
使った回数はそう多くなくシーズンで数回、あとはほぼ保管なのでモーターが固着してるんじゃないかと疑ったので焼けることを覚悟で一喝してやることに…。
5V加えて動かなかったら諦めようかとしてたところ4.8Vで元気よく動き出しました。やはりモーターの固着でしたね～。ビンゴ！！
あっけなく修理完了です。壊れてなかった？ですね。動かない原因の大半はこれじゃないですかね。これで捨てられずに済みました。
妻にシレッと渡して仕事終了です。
めでたしめでたし
あなたの参考になればラッキーと思いたい
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