TS50ハスラーさん以前ガソリンタンクのレストアを書きましたが、次はキャブレターです。取り急ぎホース類はカチコチだったのでとりあえずお手頃入手のホムセンガソリンチューブを適当にさしてます。
次に蓋を開けて、ナウシカ
じゃなくて腐海（不快）ですね。
8年くらい放おってますから当然でしょう（笑）ガソリンが腐った痕跡がくっきりと残されております。
真鍮製のフロートです。とりあえず腐海のカビをササッと取り除いて確認をすると凹みがありました。穴は空いていない様に見えますが、フロート中にガソリンが入り込んでしまっていた痕跡なのか？なぜ凹んでしまっているのかはよくわかりませんが、とりあえずこれを修復してみたいと思います。
沸騰したお湯に漬け込んでみたら膨らむかもしれないという淡い期待を込めてしばらく湯煎してみましたが、何も変化がありません（当然か）素人なのでよくわかりません（笑）
しかし、これで得た事はどうやら穴は空いていない事はわかりました。
ならば、ハンダ付けして引っ張り上げてやろうとハンダと吸収線を使い板金を行います。
これが思いの外うまくいき割と綺麗に凹みが取れました。ついでに金属磨きで綺麗にしておきます。
このパーツは新品を探せばまだあるみたいですが、買わずにここまで綺麗になれば上出来でしょうと勝手に自画自賛しておきます。磨いた結果プツプツと細かな腐食痕が見られたので、もしかしたらこのようなところからガソリンが侵入してきてしまっていたのかもしれません。まぁダメだったら購入を検討する保険があるのでとりあえず良しとしましょう。
その他の部品はパーツクリーナーではこの頑固な汚れは全然落ちませんでしたので、フロートを磨いている間にエンジンコンディショナーに漬け込んでおきました。これが効果絶大、結構綺麗になりました。恐るべしエンジンコンディショナー。ってか、ホース類くらい外して作業しろよな！って話です。笑
ササッとフロートを組み直し、そのほかのパーツも確認してみましたがなんとなくいけそうな気がしたので今回の作業はこれで終わり。油面調整基準はキャブレターボディーとフロートバルブアームとの寸法が21.9mmとの事ですが、測ってみたら大丈夫そうでした。あと、さすがにガスケットは変えたほうが良いですよね…。 笑
とりあえず今回は以上
あなたの参考になればラッキーと思いたい
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