初代たまごっち修理

今回は初代たまごっちをレストアしてみたのでそのことを書いてみようと思います。
今から25年以上前かなぁ、たまごっちという携帯育成ゲーム?が一斉を風靡しましたが、
現代でも普通にリバイバル版的に売られていることを子どもたちから知り、というか
持っていたので、触らせてもらったらオリジナルと全く同じで、異常に懐かしく思い俺氏も
所有したい欲が時を飛び越えて再燃してしまいました。

ということで、当時物のジャンク品を某フリマより購入してみました。

ジャンク理由は動作確認できず、ネジが舐めて電池交換不可とのこと

まぁ、なんとかなるかと思い適当に購入。3個で2000円弱ほど

この頭の潰れたネジを外します。3つあるうちの一番酷かった物の写真ですが、相当いじり散らかされております。笑
頭が潰れて無理やり開けようとしたのか外周の樹脂部もえぐられている様子。この状態であればドライバ、ニッパーうんぬんではどうやっても開かないと思い、というかすでに結果がこの状態でしょう。なのでこれを実験台としていろいろ試してみることにしました。

まずは最強アロンアルファと爪楊枝を固めて回るのかを試しましたが、びくともしません。そりゃそうですね。接着剤は脆いので回す方向の力が加わるとすぐにポロリと砕け散ります。ま、想像通りです。ものは試しです。

次に、片方は取れているのでリューターで頭を削って電池蓋を外しネジ部を挟んで回したらどうかと考えたが、いかんともやりづらく、どうしようか悩んだ挙げ句、そのへんの金属ピンをハンダ付けをしてTハンドルのように回してみたらどうかと思いつく

樹脂が溶けないようにマスキングをして慎重にハンダを行いTハンドルのように回す、、、取れた!!

問題のネジ山はというと溶けるというか焦げている気がするが、そもそもネジがかなり錆びていたので黒ずんでいるだけと思っておこう 笑 実際のところネジ山は生きており何ら問題なく使用可能であった。

これに調子付いて次々と潰れたネジを攻略!!最後はマスキング無しでできるまでに 笑
コテの加減を調整すれば樹脂にほぼダメージを負わせずにできるが、これには普段からハンダコテを使い慣れていないと難しいかもしれない。

ネジ攻略の次は電池の液漏れとの戦い

バラして無水エタノールで基板、ボタン部を清掃、電池端子は液漏れ腐食部をお酢で数分漬け込みその後清掃。腐食部を除去するとメッキが剥がれ脆くなっておりすぐに折れる可能性があったのでハンダコーティングを実施

潰れたネジは当然再利用できないので別で用意して、電池は100均で新調。

もろもろ施し、いざ電池イン!!

無事復活させることに成功しました。※写真はすでに育成を楽しんでいる状態ものです。

いや~ うれしっ!!

当時は白のたまごっちってプレミアム価格がついていた気がするなぁ 確か10万近く!?だったか

当時の気持ちであれば天にも昇る勢いで喜んだであろう。

液晶が少し薄い気がするが、おそらく偏光シートが劣化してるんでしょう。まぁ気にならない。そもそもちゃんと動いたというだけで嬉し過ぎるのです。

やればなんとかなるもんですね。

あなたの参考になればラッキーと思いたい

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